エギング講座 PEラインの特徴をイカそう
エギング超初心者の管理人をそこそこのエギンガーに育てていただいたお師匠様の初心者向け講座の連載です。とっても参考になりますよぉ〜。 元ネタはこちら

2004年12月15日筆


さて、今回のテーマですが、近代エギングにとって最も不可欠なタックル「PEライン」について書きたいと思います。

はじめに、エギングのラインシステムをもう一度改めておさらいしたいと思います。
基本的にはエギングには0.6号〜1号程度のPEラインを道糸に使い、リーダーとしてフロロの8ポンド程度を2ヒロほど使用いたします。

さて、ここで何故道糸にPEを使うか?という事ですが、まず最初に理由として挙げられるのは「エギの動き」です。PEラインは収縮性が無いので、竿の動きがダイレクトにエギに伝わります。何十メートルの先のボトムにあるエギを激しくポップアップさせるには伸びるナイロン等では無理なんですね〜。
じゃあフロロは?となるんですが、フロロは沈みます。これが良くないんです。
何故かは後程説明いたします。

エギングで道糸に必要とされるのは「浮力」です。通常のPEは水に浮きます。これはご存知だと思いますが、何故これが重要かと言いますと、エギをボトムに沈めた状態の時、手前から数十メートルは水面に浮いた状態となります。先の方はエギの重さで水面下に沈んでいますが、ラインの重さで沈んでいる訳ではないので、竿をしゃくるとエギが真上に跳ね上がるようになるんです。そして手前に向かって移動距離を大きく取る事なくフォールさせる事ができる、つまり、他の素材のラインより圧倒的に一回のキャストでより多くのシャクリ&フォールが出来てバイトチャンスが増えるんですよね。

そしてこの「浮力」のもう一つの利点。それは「フォール姿勢」です。
エギは前の方に鉛のシンカーが付いています。これは動きの支点を作る上で必要な物なんですが、素のままフォーリングさせると、エギは当然急激な頭下がりで沈んで行きます。これではイカは興味を示さないんです。道糸にPEを使えば、浮力によって上にエギの頭が引っ張られて「やや」頭下がり状態に姿勢が回復するんです。

これはかなり重要事項でして、潮の状態にもよりますが、ラインにテンションを与えたりして、エギの姿勢が水平に近いようにイメージする事が大切なんです。
サイトすれば良くわかるんですが、イカはサスペンド状態に止めているエギに抱きつく事が多いです。
バスのように急激なフォールを追っかけて「パクッ!」って事はほとんどありません。
あくまでイメージなんですが、沖でもエギを「サスペンド状態」にしようとする事がバイトへの近道です。(注※あくまで「させようとする気持ち」です。実際はサスペンドはムリです笑)
これにはロッドワークも大切ですね。

あとはフォーリングスピード。ボクの経験上(少ない経験で申し訳ないんですが...)フォールはゆっくりであればあるほど良いと思います。PEの浮力でフォールスピードが遅くなるんですね〜。もちろんフォールは真っ直ぐが基本でして、横の潮の流れで流されてしまうような軽いエギでは役に立ちません。あくまでフィールドの潮の動きを把握してフォーリングスピードが状況に適合するエギをセレクトするのが大切だと思います。

しかし、もちろんPEにも欠点はあります。どうしようもなく風に弱いんですよね。これだけはなんともしようがないんです。風に押されてラインが曲線を描いてしまうと、エギの動きもオカシくなるらしく、イカのバイトも急激に減ります。この時は風に正対するしかないですね。

また、最近はサスペンドPEと言うのが出ています。最近使って見ましたが、「コレはアカン!」と思いました。フロロと同じで沈み気味なので、エギの動きが上下の動きでは無く、手前に来ちゃうんです。先日同行した超初心者K氏もサスペンドPEは「なんかヤリにくい...」と言ってました笑。
恐らくはラインの水の抵抗による「微妙な重み」が気になったと思われます。
「もう使うもんかー!」と思ったサスペンドPEですが、ずる引き系のエギングには有効だと思いますので、イカがボトム付近を意識している冬から春には有効かもしれません。今後また実験報告したいと思います。

次はリーダーとノットの解説なんですが...長くなってしまうんで、また次回にでも(笑)。

 

(注※上記の考えはあくまでボクの主観です。間違ってる可能性も無きにしもあらず...爆。多少のツッコミは覚悟しておりますので、ご意見やご質問がありましたらメール下さい笑)

 

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